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RX 9070 vs RX 9070 XT徹底比較!それぞれの違いや性能差を解説【GPU/AMD/Radeon】

GPU解説

Radeon RX 9070 vs RX 9070 XTで徹底比較!

「どちらを選べばいいの?」

「それぞれの違いや性能差はどれくらい?」

このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

この記事では、Radeon RX 9070とRX 9070 XTという、同じくRDNA 4.0アーキテクチャ「Navi 48」をベースとしながらも異なる性能を持つ両モデルを、徹底的に比較解説します。あなたの予算、プレイスタイル、そして求める性能に最適な一台を見つけるための決定版ガイドです。

※本記事はRX 9070RX 9070 XTの比較に重きを置いた記事です。RX 9070とRX 9070 XTのそれぞれの詳細解説については、以下の記事より確認をお願いします。

Radeon RX 9070 vs RX 9070 XT:Navi 48世代の頂上決戦をデータで比較

AMDの次世代グラフィックボード「Radeon RX 9000シリーズ」は、ミドルレンジ~ハイエンド帯を担う「Radeon RX 9070」と「Radeon RX 9070 XT」が同時期にリリースされ、ゲーマーやPCマニアなどの多くの人から注目を集めています。

まずは、Radeon RX 9070とRX 9070 XTの主要スペックを比較表で確認してみましょう。同じNavi 48というGPUながら、XTモデルがいかに強化されているかが一目でわかります。

項目Radeon RX 9070Radeon RX 9070 XT違いのポイント
GPU名Navi 48 XTNavi 48 XTX強化版コア
CU数56基64基CU数が多いほど高性能
ストリームプロセッサ3,584基4,096基演算能力に直結
RTコア56(第3世代)64(第3世代)レイトレーシング性能
AIアクセラレータ112(第2世代)128(第2世代)AI処理性能
ベースクロック1,330MHz1,660MHz通常時のクロック
ゲームクロック2,070MHz2,400MHzゲーム中の平均クロック
ブーストクロック2,520MHz2,970MHz最大クロック
VRAM16GB GDDR616GB GDDR6同容量
メモリクロック20.1Gbps20.1Gbps同速度
メモリバス256bit256bit同幅
メモリ帯域幅644.6GB/s644.6GB/s同帯域幅
Infinity Cache64MB64MB同容量
TDP(TBP)220W304W消費電力と性能
補助電源2×8-pin2×8-pin同コネクタ数
推奨電源750W750W推奨W数(XTはより余裕があると◎)
参考価格(国内)約114,800円~約128,800円~価格差
発売日2025年3月6日2025年3月6日同時期発売
参考:https://www.amd.com/ja/products/graphics/desktops/radeon/9000-series/amd-radeon-rx-9070xt.html,https://www.amd.com/ja/products/graphics/desktops/radeon/9000-series/amd-radeon-rx-9070xt.html

GPUコアから徹底比較!RX 9070とRX 9070 XTの決定的な違い

Radeon RX 9070とRX 9070 XTは、どちらも「Navi 48」という同じGPUダイを基盤としていますが、XTモデルは「XTX」というサフィックスが示す通り、そのNavi 48コアのフルスペック版に近い構成を採用しています。これが両モデルの性能差の根幹をなす部分です。

1. CU数・シェーダーユニット数の違いが性能に直結

RX 9070は56基のCU(コンピュートユニット)と3,584基のストリームプロセッサを搭載しているのに対し、RX 9070 XTは64基のCU4,096基のストリームプロセッサを搭載しています。

このCU数とストリームプロセッサ数の差は、GPUが一度に実行できる演算の量に直結します。つまり、RX 9070 XTの方がより多くの演算を同時に処理できるため、純粋なゲーミング性能やクリエイティブ作業での処理速度において優位に立ちます。

2. レイトレーシング性能とAI処理性能もXTが優勢

CU数の違いは、レイトレーシング専用のRTコア数と、AI処理専用のAIアクセラレータ数にも影響します。

  • RTコア数: RX 9070は56基、RX 9070 XTは64基
  • AIアクセラレータ数: RX 9070は112基、RX 9070 XTは128基

どちらのモデルも最新の第3世代RTコアと第2世代AIアクセラレータを搭載していますが、XTモデルの方がより多くのコアを積んでいるため、レイトレーシング性能やFSR(FidelityFX Super Resolution)などのAIアップスケーリング処理において、より高いパフォーマンスが期待できます。

3. クロック速度の差がもたらす体感速度の違い

スペック表を見ると、ゲームクロックやブーストクロックに明確な差があることがわかります。

  • ゲームクロック: RX 9070が2,070MHzに対し、RX 9070 XTは2,400MHz
  • ブーストクロック: RX 9070が2,520MHzに対し、RX 9070 XTは2,970MHz

これらのクロック速度の差は、特に高フレームレートが求められるゲームや、GPUが常にフル稼働するような高負荷なクリエイティブアプリケーションにおいて、RX 9070 XTの優位性を確立します。一瞬の処理速度が体感性能に大きく影響する場面では、このクロック差が決定打となるでしょう。

4. VRAM・メモリ周りは共通:用途による性能差は少ない

VRAM容量(16GB GDDR6)、メモリクロック(20.1Gbps)、メモリバス幅(256bit)、メモリ帯域幅(644.6GB/s)、Infinity Cache容量(64MB)は、両モデルで完全に共通しています。

これは、GPUコアの処理能力が異なるものの、VRAM周りの設計は同じであることを意味します。つまり、高解像度テクスチャのロードや、VRAMを大量に消費するような特定のワークロードにおいては、両モデル間で大きな差は生まれにくいと考えられます。特に4KゲーミングのようにVRAM容量がボトルネックになりやすい状況では、どちらを選んでもVRAM自体は十分な量を提供してくれます。

5. TDP(消費電力)と価格:性能と引き換えのトレードオフ

TDP(TBP)は、RX 9070が220Wに対し、RX 9070 XTは304Wと大きく増加しています。これは、CU数とクロック速度の増加に伴う、純粋な消費電力の増加を意味します。

消費電力が増えるということは、より強力な電源ユニットと、より効率的な冷却システムが必要になるということです。また、国内参考価格ではRX 9070 XTが約14,000円ほど高価です。

この消費電力と価格の差は、「どれだけの性能向上に、どこまでのコストと発熱を許容するか」という選択のポイントになります。

RX 9070とRX 9070 XT:どちらがあなたに最適?シーン別ガイド

ここまでの比較を踏まえ、Radeon RX 9070とRX 9070 XTがそれぞれどのようなユーザーに最適なのかを具体的に見ていきましょう。

Radeon RX 9070がおすすめの人

  • フルHD~WQHDゲーミングをメインにする方:最新のAAAタイトルをフルHDで高設定、WQHDで中~高設定で快適に遊びたいなら十分な性能です。
  • コスパを重視する方:RX 9070 XTよりも約14,000円安価でありながら、RDNA 4アーキテクチャの恩恵を十分に受けられます。
  • 電力消費や発熱を抑えたい方:TDPが220WとXTモデルよりも低いため、PCケース内の熱管理が比較的容易で、静音性も確保しやすくなります。
  • 初めてのミドルレンジ~ハイエンドGPUとしてRDNA 4を試したい方:RDNA 4世代のレイトレーシングやAI機能を体験しつつ、価格を抑えたい場合に最適です。

Radeon RX 9070 XTがおすすめの人

  • WQHD~本格的な4Kゲーミングに挑戦したい方:WQHDで最高設定・高フレームレートを維持したい、あるいは4K解像度で最新ゲームを楽しみたい場合に最適な性能を発揮します。
  • レイトレーシングを積極的に活用したい方:より多くのRTコアと高いクロックにより、レイトレーシング対応ゲームでより高フレームレートを狙えます。
  • AI機能を最大限に活用したいクリエイター:画像生成AIや動画編集など、AIアクセラレータの恩恵を最大限に受けたい場合に、その追加コア数が威力を発揮します。
  • 最高の性能を追求し、予算に余裕がある方:Navi 48コアのフルポテンシャルを引き出し、可能な限り高い性能を求めるユーザーに最適です。
  • PCパーツの冷却や電源容量に投資できる方:TDP 304Wに対応できる強力な冷却システムと、十分な容量の電源ユニットを準備できる環境であれば、XTモデルの真価を発揮できます。

RX 9070 / RX 9070 XT搭載のおすすめゲーミングPC

では、Radeon RX 9070 / RX 9070 XT搭載のおすすめゲーミングPCを紹介していきます。「カスタマイズを見る」をクリックすると、カスタマイズの確認ができる公式サイトの商品ページにアクセスできます。

Radeon RX 9070 搭載PCはこちら↓

G TUNE FG-A7A7X

CPURyzen 7 9800X3D
GPURADEON RX 9070 XT
価格 449,900円(税込)
※2025年07月11日調査

こちらのゲーミングPCは「マウスコンピューター」にて販売されています。当サイトでは、ハイエンドで紹介しているPCです。

【即納品】FRGHLMB650/02/Q

CPURyzen 7 9800X3D
GPURadeon RX 9070 XT
価格 309,800円(税込)
※2025年07月11日調査

こちらのゲーミングPCは「FRONTIER」にて販売されています。当サイトでは、ミドルハイで紹介しているPCです。

FRMFGB650/WS619

CPURyzen 7 9800X3D
GPURadeon RX 9070 XT
価格 289,980円(税込)
※2025年07月11日調査

こちらのゲーミングPCは「FRONTIER」にて販売されています。当サイトでは、ミドルクラスで紹介しているPCです。

FRGHLMB650/WS526

CPURyzen 7 9800X3D
GPURadeon RX 9070 XT
価格 285,800円(税込)
※2025年07月11日調査

こちらのゲーミングPCは「FRONTIER」にて販売されています。当サイトでは、ミドルクラスで紹介しているPCです。

【即納品】FRGHLMB650/01/Q

CPURyzen 7 7800X3D
GPURadeon RX 9070 XT
価格 279,800円(税込)
※2025年07月11日調査

こちらのゲーミングPCは「FRONTIER」にて販売されています。当サイトでは、ミドルクラスで紹介しているPCです。

FRGHLMB650/WS611

CPURyzen 7 7800X3D
GPURadeon RX 9070 XT
価格 259,800円(税込)
※2025年07月11日調査

こちらのゲーミングPCは「FRONTIER」にて販売されています。当サイトでは、ミドルクラスで紹介しているPCです。

NEXTGEAR JG-A7A70

CPURyzen 7 5700X
GPURADEON RX 9070
価格 219,800円(税込)
※2025年07月11日調査

こちらのゲーミングPCは「マウスコンピューター」にて販売されています。当サイトでは、ミドルクラスで紹介しているPCです。

Radeon RX 9070 XT搭載PCはこちら↓

G TUNE FG-A7A7X

CPURyzen 7 9800X3D
GPURADEON RX 9070 XT
価格 449,900円(税込)
※2025年07月11日調査

こちらのゲーミングPCは「マウスコンピューター」にて販売されています。当サイトでは、ハイエンドで紹介しているPCです。

【即納品】FRGHLMB650/02/Q

CPURyzen 7 9800X3D
GPURadeon RX 9070 XT
価格 309,800円(税込)
※2025年07月11日調査

こちらのゲーミングPCは「FRONTIER」にて販売されています。当サイトでは、ミドルハイで紹介しているPCです。

FRMFGB650/WS619

CPURyzen 7 9800X3D
GPURadeon RX 9070 XT
価格 289,980円(税込)
※2025年07月11日調査

こちらのゲーミングPCは「FRONTIER」にて販売されています。当サイトでは、ミドルクラスで紹介しているPCです。

FRGHLMB650/WS526

CPURyzen 7 9800X3D
GPURadeon RX 9070 XT
価格 285,800円(税込)
※2025年07月11日調査

こちらのゲーミングPCは「FRONTIER」にて販売されています。当サイトでは、ミドルクラスで紹介しているPCです。

【即納品】FRGHLMB650/01/Q

CPURyzen 7 7800X3D
GPURadeon RX 9070 XT
価格 279,800円(税込)
※2025年07月11日調査

こちらのゲーミングPCは「FRONTIER」にて販売されています。当サイトでは、ミドルクラスで紹介しているPCです。

FRGHLMB650/WS611

CPURyzen 7 7800X3D
GPURadeon RX 9070 XT
価格 259,800円(税込)
※2025年07月11日調査

こちらのゲーミングPCは「FRONTIER」にて販売されています。当サイトでは、ミドルクラスで紹介しているPCです。

▼その他のおすすめゲーミングPCについて興味のある方は、以下のまとめ記事で全て確認出来ます。

RX 9070・RX 9070 XT搭載PC選びのポイント

Radeon RX 9070とRX 9070 XTのどちらを選ぶにしても、そのGPU性能を最大限に引き出すためには、PC全体の構成が重要です。特に以下の点に注意して選びましょう。

1. CPUとのバランス:GPUの力を引き出す「高性能CPU」を

どちらのGPUも非常に高性能なため、CPUがボトルネックにならないよう、適切なCPUを選択することが重要です。

  • AMD Ryzen 7000/8000シリーズ(Ryzen 5 7600X以上、Ryzen 7 7700X/8700Gなど)
  • Intel Core i5 14600K/Core Ultra 5 265K以上、Core i7 14700K/Core Ultra 7 265Kなど

特にRX 9070 XTを選ぶ場合は、より上位のRyzen 7/9やCore Ultra 7/9シリーズとの組み合わせが推奨されます。

2. 電源ユニット(PSU):GPUの消費電力に見合った容量を

GPUのTDPを考慮し、システム全体の安定性を確保できる十分な容量の電源ユニットを選びましょう。

  • RX 9070(TDP 220W)の場合:最低でも650W、余裕を見るなら750Wの80 PLUS Gold認証以上の電源を推奨。
  • RX 9070 XT(TDP 304W)の場合:最低でも750W、余裕を見るなら850W以上の80 PLUS Gold認証以上の電源を強く推奨。

3. メモリ:高速「DDR5」を16GB以上、できれば32GB

どちらのGPUもDDR5メモリと組み合わせるのが一般的です。ゲーミングやクリエイティブ作業を快適に行うなら、DDR5-6000MHz以上の高速なメモリを16GB以上、特に高解像度や複数のアプリケーションを同時に動かす場合は32GBあると安心です。

4. ストレージ:高速な「NVMe SSD」でロード時間を短縮

ゲームのロード時間やシステムの応答速度に直結するため、PCI Express Gen4対応のNVMe SSDを最低1TBは搭載することをおすすめします。RX 9070/9070 XTはPCIe 5.0対応ですが、現状ではGen4でも十分高速です。

5. PCケースと冷却:十分なエアフローとGPUのスペース確保

どちらのGPUもそれなりに発熱するため、PCケースは十分なエアフロー(通気性)を確保できるモデルを選びましょう。また、GPUの物理的な長さと厚みがPCケースに収まるか、事前に確認することも重要です。高性能なCPUクーラーやケースファンの増設も検討し、システム全体の熱管理を徹底しましょう。

Radeon RX 9070・RX 9070 XTに関するよくある質問

Q
Radeon RX 9070とRX 9070 XTは、どちらがより4Kゲーミングに適していますか?
A

Radeon RX 9070 XTの方が、より多くのCU数と高いクロック速度、AIアクセラレータ数を備えているため、4Kゲーミングにより適しています。RX 9070でも4Kゲーミングは可能ですが、設定の調整やFSRの積極的な活用が必要になる場面が多くなります。

Q
レイトレーシング性能は、どちらのGPUが優れていますか?
A

どちらのモデルも最新の第3世代RTコアを搭載していますが、RX 9070 XTの方がRTコア数が多く、クロックも高いため、レイトレーシング性能において優位に立ちます。より高フレームレートでレイトレーシングを楽しみたい場合は、RX 9070 XTがおすすめです。

Q
消費電力と発熱はどれくらい違いますか?
A

RX 9070のTDPが220Wであるのに対し、RX 9070 XTは304Wと84Wほど消費電力が高いです。そのため、RX 9070 XTの方が発熱量も多くなります。これは、XTモデルの性能向上に伴うものです。

Q
VRAM容量はどちらも16GBですが、4Kゲーミングで不足しませんか?
A

どちらのモデルも16GBのGDDR6 VRAMを搭載しており、現在のほとんどのゲームやクリエイティブ作業において十分な容量です。4K解像度でも、一般的なゲームであれば16GBあれば問題なく動作します。将来的にさらに高精細なゲームが登場しても、FSRなどのアップスケーリング技術と組み合わせることで対応できる可能性が高いです。

Q
どちらのGPUを選べば、最もコストパフォーマンスが良いですか?
A

A5: これは使用目的や予算によります。

  • WQHDゲーミングや予算を重視するならRX 9070が非常に高いコストパフォーマンスを発揮します。
  • より高いフレームレートや4Kゲーミング、レイトレーシングを重視し、追加の予算を許容できるならRX 9070 XTが、価格差以上の性能向上をもたらすため、結果的に良いコストパフォーマンスと感じるでしょう。
Q
Ryzen CPUとの相性で性能は変わりますか?
A

AMDのRadeon GPUは、AMD Ryzen CPUと組み合わせることで「Smart Access Memory(SAM)」などの技術を活用し、CPUがGPUのVRAMに直接アクセスできるようになり、特定のゲームでフレームレートが向上する可能性があります。どちらのGPUでもこの恩恵は受けられます。

まとめ:Radeon RX 9070 vs RX 9070 XT – あなたのゲーミング体験を最大化する選択を!

Radeon RX 9070とRX 9070 XTは、共にAMDの最新RDNA 4.0アーキテクチャ「Navi 48」をベースとした、非常に魅力的なグラフィックボードです。両モデルともに、従来のRX 7000シリーズからレイトレーシング性能、AI処理能力、そして電力効率において大きく進化を遂げています。

RX 9070 RX 9070 XT

どちらのモデルを選ぶかは、あなたのプレイスタイル、使用するモニターの解像度、そして予算によって異なります。しかし、どちらを選んだとしても、Radeon RX 9070シリーズが提供する次世代のゲーミング体験は、きっとあなたを満足させるでしょう。この比較記事を参考に、あなたのPCに最適なRDNA 4 GPUを見つけてください!

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